逆(1)やらかした80代の自称画家は、あまりの悪評(2)寝込む(3)の落ち込みようだった。ところが、騒ぎ(4)報じられるや「ムンクを思わせる」といった声(5)わき、教会には見物の人波(6)絶えない。「サル」のまま残し、町おこしの名所(7)する案(8)聞かれる。 ユーロ危機の下、ささくれた出来事(9)目立つスペインだけに、ほんわかした話題(10)貴いのだろう。「これでまた、お気楽な国という評判(11)広まるね」。絵を見(12)来た男性がテレビ(13)語っていた。地中海の陽光のような笑顔である。 世の中、何(14)幸いする(15)分からない。かりに高橋さんクラス(16)修復(17)任せていたら、ここまで劇的な展開(18)なかった。「取り返し(19)つかない話」にも、何とかなるもの(20)結構ある。おばあちゃん、一緒に笑おうよ。