人が 所有して (注 1 )いる働く能力を、( 1 )能力、( 2 )能力、概念化能力、( 3 )能力の四種類で説明する考え方があります。 ( 1 )能力とは、ものをつくったり販売したり、サービスをする場合の 業務を果たす (注 2 )能力のことです。( 2 )能力は、 ドラッカー (注 3 )のいう「他の人間とともに働く能力」のことです。概念化能力とは、物事の論理を言葉に換える能力のことと考えればいいでしょう。そして( 3 )能力とは、( 1 )能力、( 2 )能力、概念化能力を情報してまとめ、システム(注 4 )に仕上げて他人に伝えやすく、検証(注 5 )しやすいように変える能力のことです。 (森清『会社で働くということ』書店による) (注 1 )所有する「しょゆうする」:持つ (注 2 )業務を果たす「ぎょうむをはたす」:仕事をきちんとやる (注 3 )ドラッカー:アメリカの経営学者 (注 4 )システム:組織、体系 (注 5 )検証する「けんしょうする」:実際に調べて確認する